ブラックジャック バーストについて
ブラックジャックの基本的な戦術の一つ
として、
”ディーラーをバーストさせること”
があります。
ブラックジャックの勝ちパターンは
競り勝つことだけではありません。
もうひとつのパターンとして
バーストしたら負けの逆、
ディーラーをバーストさせれば勝ち、
というほうが実は重要なのです。
例えば、
ディーラーのアップカードが6、
自分のカードが最低点の12。
引いた数が10。
気楽に3枚目を引いて、
バーストするのは勝手ですが、
もしそれを引かずにステイしていれば、
ディーラーがバーストしていたのに…
というケースには、
これから遊ばれる方や既に遊んできた
という方も何度となくぶつかる、または
ぶつかったに違いありません。
ディーラーは16以下は必ずもう一枚
引かなければならない。
ホールカードが10、引いた1枚が
6以上でバーストなんてケースは
確率的に高い確率で起こり得ます。
この場合の定石の選択は当然
”ステイ”
になるのです。
ディーラーのルールでは計算上
”約30%弱”
の確率でバーストという数字がある
ようで、つまり3,4回に一回は
ディーラーのバーストが期待できる
わけです。
このルールを意識していれば、
おのずと戦略は見えてきます。
たとえば、
ディーラーのバーストが予想される局面
(たとえばアップカードが 6 の場合)
プレーヤーはわざわざ自分からの
バーストの危険を冒してまで強い手を
狙うよりも、スタンドしてディーラーの
バーストを待つ方が得策ということ
になります。
つまり
そのようなケースではプレーヤーは
「12」以上からヒットすべきでは
ありません。
苦労して 「19」 や 「20」 や 「21」
などの強い手を作って勝とうが、
「12」 でスタンドしてディーラーの
バーストを期待して勝とうが、
勝ちは勝ちで結果は同じだからです。
だったらディーラーの手が弱い場合は、
自分が先にバーストしてしまう危険を
冒すだけ損ということになります。
もちろん逆に、ディーラーがほとんど
バーストしてくれそうもないような局面
(アップカードが 10、J、Q、K、Ace
などの場合)
ある程度自分が先にバーストしてしまう
危険を冒してでも「17」 以上の手を
目指すしかないことは言うまでも
ないでしょう。
このようにブラックジャックという
ゲームにおけるヒットするかしないかの
戦略上のすべての基本は、
「ディーラーがバーストしてくれる
可能性と、自分が先にバーストして
しまう可能性のバランス感覚」
に他ならないのです。
とにかく
「自分もバースト、ディーラーもバースト」
というパターンで負けることだけは
避けたいものです。
オンラインカジノで実際に
ブラックジャックがどういうもので、
ということを体験していただければ、
私が言っている今回の内容もしっかりと
理解していただけれることかと思います。
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